多肉植物の寄せ植えの基本方法
多肉植物の寄せ植えと聞くと、難しそうに感じますが、コツをつかめば簡単に作れます。ここでは、多肉植物の寄せ植えを作る基本的な方法をご紹介していきます。
方法①鉢に用土を入れる
まず、鉢底穴の大きさに合わせた鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れます。その後、土を2cmくらいいれ、その上に緩効性肥料を入れ、さらに土を足し入れます。用土はホームセンターなどで多肉植物用のものが簡単に手に入り、手軽に始めることができるのでおすすめです。
方法②苗の準備
寄せ植えに使用する苗を、ポットから抜き出し、土をほぐして半分ほど落とします。根が多い場合は先端を少し切り詰めて整えましょう。カットした苗を使用する場合は、切り口を乾かすために、カットして数日乾かしておきます。苗は、ネットなどでも手軽に購入することができます。自宅で増やしたものを使うのもいいですね。
方法③植え付け
鉢の中にそれぞれの苗を仮置きし、場所を決めたら苗の隙間からスプーンなどを使用して半分くらい土を入れていきます。ピンセットなどを使用して、微調整をしながら位置を決め、土を入れていきます。最後にバランスを見ながら、不要な枝や葉があればカットして完成。
多肉植物の寄せ植えのお手入れ方法
強いイメージのある多肉植物ですが、最低限のお手入れは必要です。せっかく可愛くできた寄せ植えが枯れたり、見栄えが悪くなったりしないよう管理やお手入れについて紹介していきます。
置き場所
多肉植物は、日光が不足すると徒長してしまいます。徒長してしまうと、せっかくの寄せ植えがバランスを崩し、格好が悪くなってしまいます。そのため直射日光を避けた明るい場所に置きましょう。インテリアとしてお部屋に飾る場合は、太陽の光があたる窓際や屋外に移動させ、週に2〜3回は太陽の光を浴びさせてあげましょう。それだけでも徒長を抑えられます。
水やり
水やりは、1週間に1度程度で大丈夫です。上から水をかけるだけでは、寄せ植えの密度の関係で水が浸透しない場所ができてしまいます。そのため、それぞれの苗の隙間から水を注ぐことがまんべんなく水をいきわたらせるポイントです。
アレンジのコツ
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多肉植物の寄せ植えのアレンジには決まりごとはありません。自由にアレンジが楽しめるように基本のポイントを覚えていきましょう。
①生育サイクルが同じものを選ぶ
多肉植物には、「春秋型種」「夏型種」「冬型種」の3つのグループがあります。寄せ植えする場合は、生育サイクルが同じものを選ぶのがポイントです。生育サイクルが違ったものを選んでしまうと、一つの鉢の中に生育中のものと休眠中のものが混ざり、手入れが難しくなるため、まずは同じ多肉植物の科や属で揃えることを意識しましょう。別の記事にて、生育サイクルなど多肉植物の基本についても解説していますのでこちらも参考にしてください。
②完成イメージを考える
寄せ植えには、主役があるものと全てを同列に扱うものがあり、多肉の種類と特徴に合わせて完成イメージをしてみましょう。多肉の種類による葉の形、大きさの違いなどで強弱を出し、立体感のある寄せ植えを作るのもいいと思います。
③コントラストをつける
葉の色が異なる多肉植物を使用して、色の対比をさせてコントラストをつけるのが3つ目のコツです。特に黒系と白系、暖色と寒色などにたような色彩の種類をまとめて植えて並べると、コントラストがはっきりし、お互いの個性を引き立てる効果が得られます。色彩についても詳しく別の記事で解説していきます。
最後に
いかがだったでしょうか?多肉の寄せ植えの作り方、管理やアレンジについても基本を解説してきました。ですが一番のコツは、自由に楽しむことです。アイデア次第でどんな寄せ植えアレンジも楽しんでいただけます。ぜひ、自分だけのおしゃれな作品を作ってみてください。